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発達障害とは?
発達障害を理解しましょう。
「発達障害」という言葉はメディアでも取り上げられ、一般に知られるようになりました。
発達障害は「障害」と「個性」が混ざり合って、本人の困りごとがどこにあるのかがわかりにくい障害です。
発達障害とは、脳機能が関係する生まれつきの障害です。
自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)など、その症状はさまざまです。
他者との関係づくりやコミュニケーションが苦手な場合もありますが、優れた能力が発揮される場合もあります。
年齢や環境に応じて目立つ症状は変動するため、理解と支援が難しく、発達障害か否かを白と黒で分けることが難しいため、「広大なグレーゾーンがある障害だ」とも言われています。
障害の種類を線引きすることが難しいので、程度の違いや連続しているものと捉えてください。
また、複数の障害が重なる事もあり、以前は「自閉症」と診断されていたひとが、今は「ASDでもありADHDでもある」という診断がされるようになりました。
大切なのは「発達障害か?」「強い個性か?」「ちょっと変わった子なのか?」を考えるよりも、お子さんの特性の程度と、それによるつまずきを理解することです。
そして、どうすれば生きづらさを軽減することができるかに目を向けてください。
気になったら、ご相談を!
お子さんの発達について、不安を抱えながら子育てをしていませんか?
「気になって仕方がない」という、漠然とした不安を言葉にするのは勇気のいることかもしれません。
漠然とした不安を言葉に出して相談することで、家族の毎日が前よりもずっと過ごしやすくなる場合もあります。
相談することを身構えず「何か得るものがあるかもしれないし、少し話を聞いてもらおう」という気持ちで、相談機関や窓口のドアを叩いてみるのはいかがでしょうか。
【発達障害者情報・支援センター】
発達障がい児/者とその家族が豊かな地域生活を送れるように、保健、医療、福祉、教育、労働などの関係機関と連携し、地域の支援ネットワークを構築しながら、さまざまな相談に応じ、指導と助言を行っている機関です。
【場所】都道府県ごとに設置されています
大阪府発達障がい者支援センター「アクトおおさか」
〒541-0053 大阪市中央区内本町1-2-13 谷四ばんらいビル10階A
06-6966-1313
【児童発達支援センター】
療育を行う専門的な施設です。福祉サービスを行う「福祉型」と、福祉サービスにあわせて治療を行う「医療型」があります。
障がいのあるお子さんを通所させて日常生活における基本的動作の指導、自活に必要な知識や技能の付与または集団生活への適応のための訓練を行います。
【場所】区市町村ごとに設置されています
【連絡先】お住まいの市区町村の保健所または行政の福祉の窓口に問い合わせてください